公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田 彰恵
新年のご挨拶
2025年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
市内看護職の皆様におかれましては、療養者に寄り添った的確な看護の実践にご尽力されておられますことに、心から感謝申し上げます。
皆様に「川崎市看護協会があってよかった」と言っていただくためにどんな活動を行うのか、労働環境の改善をはじめ、人材の確保と定着、災害時の看護支援、看護による地域貢献、看護と地域の連携等のテーマで、各委員会と共に一生懸命に考えて、新たなことへの挑戦を続けています。どの委員会も、地域に根差した素晴らしい活動を展開してくださり、心よりお礼を申し上げます。他の地域にはない市レベルの看護協会。会員の皆様とともに、今年も川崎市看護協会らしい取組を進めてまいります。
今年一年、皆様にとって、一層の飛躍の年となりますようお祈り申しあげます。
公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田彰恵
「なぜ、川崎市に看護協会があるの?」に応えて~設立経過の概要~
昭和の終わりから平成の初めにかけて、神奈川県看護協会川崎支部が川崎市の深刻な看護職不足の改善と看護の質の向上、市民の健康問題に対応した取組を進めるため、看護職の現任教育の場や看護活動の拠点が欲しい、という要望を川崎市に対して行いました。これを、市が受けとめ、支部に「ナーシングセンター構想」検討を委託。平成3年3月に検討の結果を市長に答申し、平成5年9月に「川崎市ナーシングセンター」が開設されるに至りました。
当時、県協会川崎支部は、平成4年2月から支部事務所を構え、ナーシングセンター開設後はその管理運営を担いながら、平成7年8月にかわさき訪問看護ステーションを立ち上げるなど、非常に活発に活動していました。その後、さらなる取組充実のため法人格取得の案が持ち上がり、臨時総会に諮った結果、会員の総意として法人化取得を進めることとなりました。神奈川県看護協会からのご支援をいただき日本看護協会のご理解も得ることができたとの記録があります。県協会から分離独立したと捉えられがちですが、記録資料から、発足当時、川崎市看護協会は県看護協会川崎支部としての両面を持った一体的な団体との認識がうかがわれ、法人格取得は事業拡大の必要からだったようです。
このことに携わった先輩方の情熱と努力たるや、相当のものであったと感じます。
ホームページ内の「看護協会の歩み」をご参照ください。